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開発品

燃料電池セパレーター

燃料電池セパレーターとは

燃料電池は、『水素』と『酸素』を化学反応させて電気を 発生させる発電装置の一種です。
水素と酸素の化学反応では、水しか排出されず、 二酸化炭素だけでなく窒素酸化物等の、地球温暖化の 原因となる、大気汚染物質の排出もないため、 優れた環境特性を有するクリーンなエネルギー源として 期待されています。

燃料電池の本体は、板状の積み重ねです。
その1つの単位を『セル』といいます。
1つのセルが作る電気の量は、わずかですが それを積み重ねることによって 大きな電気が得られます。
セルの積み重ねを 『スタック』と呼びます。

新潟三吉工業では、「平成19年度戦略的基盤技術高度化支援事業」の採択計画として決定を受け、 (社)日本金属プレス工業協会を管理法人とし、燃料電池のセルに使われる金属セパレータ の開発に取り組んでいます。


金属セパレータには、空気と水素を通す高密度な溝が必要です。その溝の深さは、板厚の数倍 あり、プレス加工をするとソリや歪みが発生します。三吉は、このソリ、歪み、絞り割れなどの問題 を独自の工法で解決しました。
プレス加工で量産することにより、燃料電池のコスト対策が図れ、水素エネルギー社会の構築に 貢献します。

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